社内研修を行いました◆「看取り」について
当社では、介護職員が業務を行う上で不安に思うことや、テクニックのコツ、
スキルの向上・習得が出来るように様々な研修を行っております。
今回のテーマは「看取り」についてでした。
自分自身の死や残りの時間の過ごし方について考え、
死に至るプロセスや身体状態に合わせた適切な対応や心構え、
ご利用者様の最期のときまでその方らしい生活の質を優先して差し上げることの大切さを研修しました。
参加メンバーからの感想を一部ですがご紹介させて頂きます。
看取りの方に穏やかに過ごしてもらう為、何が出来るかを見直すことができました。
その為に、ご入居者様一人ひとりをきちんと理解し普段からの信頼関係が大事なのだと再認識しました。
ご利用者様の最期に立ち会うという想いをしっかり抱き、
安堵・安楽できる最期を迎えられるようなお手伝いができればと考えさせられました。
その為にはご利用者様の好きなこと、出生地、生活歴などの情報を常に把握し、
日頃からコミュニケーションを図ることが重要だと改めて思いました。
お亡くなりになる前に、水分や食事を摂取できなくなるのは自然なことで、
傾眠状態でも無理に起こさないなど、研修を受けてケアの仕方が分かってきました。
普段から優しくされていない人に看取りの時だけ優しくされても嬉しくないので、
普段から親身に寄り添い、一人ひとりの好きなことなどを知っておきたいと思います。
最期からの一週間前から直前までの身体状態の変化が特に勉強になりました。
聴覚や触覚などは最期まであることや、私達に出来ることは何か考える時間でもあり、
死とは何かなど今まで考えることがなかったので研修で学べて良かったです。
死について向き合うことは難しいことだと思いますが、今回の研修で死についての受入れ方を考えさせられました。
今自分自身が行っている日々のケアを見つめ直す良いきっかけになり大変勉強になりました。
看取りは何度経験しても苦手でした。研修を受けても苦手は変わりませんが、
「苦手」から「少し苦手」に変わったような気がします。
その方らしい最期を迎えるお手伝いが出来るように前向きに看取りに関わっていこうと思いました。